バスで行く離島巡り、今回はうるま市(宮城島)を探索しました。当日は昼から用事があったので、やむなく伊計島11時発のバスで帰ることにしました。徒歩での探索は難儀ではありますが、車では素通りしてしまう路地や小さな公園、御嶽など面白い場所を見つけることができます。宮城島は徒歩では大きすぎる島なので、何回かに分けて探索しようと考えています。今回は上原集落一帯を見ました。集落の路地を歩くと人家前の空き地にアメリカセンナが植栽されていて、白い蝶が舞っていました。よく見るとウラナミシロチョウがたかっていました。♀は産卵をしていて、卵もたくさん付いてました。この他にバナナセセリの巣と思われる食害を2箇所見つけました。島の高台にシヌグ堂遺跡があります。上原集落から急な坂をトボトボ登って行きます。ツマグロヒョウモンの♂がテリトリーを張っていました。テングチョウらしき蝶もみたのですが、カメラが間に合いませんでした。もう少し歩くと。農場のへりにセンダングサなどの良い農道があるのですが、バスの時間に間に合いません。下山していくと上原又ン殿という御嶽?があったので、寄り道しました。入り口の草むらから茶色の蝶が飛びました。テングチョウです、何とか撮影できました。上原簡易郵便局の脇道に入ると黒いマダラを発見しました。今年、マルバネルリマダラが当たり年なので、もしや同島初かもと、しつこく追い回しパチリ。どう見てもツマムラサキマダラでした。残念。島から戻ってのお楽しみはカウントした蝶を島の記録と照らし合わせることです。今回は見事、ウラナミシロチョウ、テングチョウ同島初記録することができました。 |