ありんくりんニュース
「ありんくりん通信 63号」の発行を終え
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「ありんくりん通信 63号」(双尾II、2024年3月11日発行)
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 今回は、バスで行く離島巡りと題して、のんびり平安座島を巡りました。平安座島はあまり調査されていないのか蝶の記録が少ない事から、頑張れば何種か増やせそうという下心・・。自宅から最寄りの「田佐原」バス停から沖縄バス52番に乗り込みます。08時46分に乗車し08時55分に与那城農協前に到着(240円)。与那城農協発着の「うるま市四島経由循環バス」を待ちます。ちなみに伊計行きの始発は08:00(その後2時間おきに最終20:00の7本)、52番乗り継ぎだと08時は間に合わないので次の10時発です。約1時間の待ち時間、近くにAEONがあるので、暇つぶし。「うるま市四島経由循環バス」は橋で繋がっている伊計島、宮城島、平安座島、浜比嘉島を往復し島民の移動手段となっています。1乗車200円ですので、与那城農協前から伊計島までも200円、与那城農協前から近い平安座島までも200円です。なお、平安座島内には学校前・浜川商店前・西村商店前・東川上商店前・平安ホテル前と5つありますが、同島内1乗車は100円です。ほか、浜比嘉島は浜漁港前・比嘉漁港前・兼久漁港前と3つ。宮城島は桃原漁港前・宮城中学校前・上原新里商店前・池味と4つ。伊計島は伊計ビーチ・伊計共同売店前(終始発点)と2つあります。いずれも同島内1乗車は100円です。それと海中道路にあやはし館前のバス停があります。
今回は平安座島の玄関口、学校裏門前で下車します(10:10、200円)。海中道路を渡りきった最初のバス停です。橋を渡り切ったところ(南西部)に集落があり、島の北東部の大半は原油貯蔵施設等の石油企業が立地しています。蝶の観察は必然と集落内となります。平安座島で今まで記録のなかった種の追加としてナガサキアゲハ・ツマベニチョウ・モンシロチョウ・ナミエシロチョウ・ツマグロヒョウモン・アオタテハモドキの6種を追加しました。なお、2022年10月16日にも平安座島へバスで行き、未発表のカバマダラ・ツマムラサキマダラも今回併せて記録しました。
帰りは13:34の平安ホテル前で乗車、13:55与那城農協で下車しました(200円)。帰りも52番のバスは1時間以上待つようだったので、やむなく14;10農協前27番のバスに乗車しました。14:28に水井原で下車し(440円)、行きつけのサンエーで買い物をしトボトボと自宅へ向かい自宅の目前で52番のバスが横を通り過ぎました。52番だと240円、27番だと440円。損した(バス賃)のか得した(時間)のかさっぱりわからない。観光客呼び込みのためにも、「うるま市四島経由循環バス」と「沖縄バス」の発着時間をあわせたら良いのにな〜と思った次第。しかしながら、那覇から終点屋慶名バスターミナルまでだと時間帯にもよりますが、20分遅れは日常です。とはいえ、せめて帰りの上り(那覇向け)は時間帯を少しは合わせた方が良いかと思います。帰り始発の屋慶名バスターミナル、2つ先が与那城農協前なのだから・・・。
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「ありんくりん通信63」記録覚書.
分布:平安座島で今まで記録のなかった種の追加;ナガサキアゲハ・ツマベニチョウ・モンシロチョウ・ナミエシロチョウ・カバマダラ・ツマムラサキマダラ・ツマグロヒョウモン・アオタテハモドキ(一部撮影)新田敦子「バスで行く離島巡り うるま市平安座島(2024年3月11日)」ありんくりん通信(63)1-2.