5月9日〜12日に西表島へ、主な目的はルリモンジャノメの成虫の行動観察でした。肝心の成虫の行動については目の前にいる成虫の数が少ないせいか、あるいは時間帯が悪いのか、♂がテリトリーを張っている様子しか見られませんでした。良かった事は今まで記録のなかったナツメヤシとワシントンヤシで確認でき新食草として報告。ナツメヤシは鋭く硬そうで、人間が見るにはいかにも不味そうなのですが、バリバリと食している様子を撮影できました。この場所は2022年にも何度か目を凝らして幼虫を探した場所なのですが当時は見つけることができませんでした。ワシントンヤシも同様にマークしていたのですが当時は見つけることができませんでした。これで、前回までに確認できた食草アレカヤシ・ココヤシ・コミノクロツグ・シンノウヤシ・トックリヤシ・ビロウ・マニラヤシ・ヤエヤマヤシに加え、合計10食草を撮影できました。なお、トックリヤシモドキ、カンノンチク(海外の記録あり)も見たのですが、今回も見つけることができませんでした。今後の課題である。 |