ありんくりんニュース
「ありんくりん通信 6号」の発行を終え
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「ありんくりん通信 6号」(双尾II、2015年7月25日発行)
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今号の目玉は日本初記録となる木下茂之氏の「速報! 与那国島にてニセシロオビアゲハを採集」でしょう。季節には多くのシロオビアゲハが飛び交う中、まめにネットに入れ、これは違うのではないかと疑問を持ったことから、初記録に繋がりました。こうしたように気がつくか気がつかないかで埋もれてしまう記録も少なくはないかもしれません。こまめにネットに入れ違いに気づく事、それが「一流のコレクター」なのかもしれませんね。
多くの可能性を秘めた八重山は宝の宝庫、本当に面白いです。採集してみないと分からないことばかりで新発見に溢れています。県や市の条例で採集禁止を奨励したり条例化されたりします。しかし「採集禁止条例」によって、こういった学術的に貴重な標本が見逃される、目隠しされる事は全く勿体ない話です。「採集禁止条例」は県や市の学術的財産、歴史が葬られることに繋がる可能性があることを認識して欲しい。八重山までわざわざ高いお金を使って渡島して来られる蝶愛好家の採集者の殆どは、こうしたよその国から来た迷蝶を狙ったり、変異個体を狙ってやって来ます。これらを標本にし記録に留めてもらうことの方が県や市の財産に繋がると私は思うのです。守りたい種を限定するのは私は賛成ですが、捕虫網を持つ者を全て排除に繋がる条例は、偏見に満ちた愚かな条例といえるでしょう。
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「美しき・ハンター」というコーナーでは天敵が主役です。今回はチュラオニグモです。チュラは沖縄の方言で美しいの意味です。私は最初「ザ・ハンター」というコーナー名にして、天敵を紹介しようと考えてましたが、新田智が今回は「美しき・ハンター」にしてくれと。
ということで、次回は「●●・ハンター」として、●●部分をその天敵に適した敬称を付けたいと思います。次は何がいいかな〜、「妖しき」とか「恐るべき」とか・・・・・。
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巻末の「琉大風樹館コレクション」は「石垣島大川のマルバネルリマダラ♀」ラベルには「大川 Ishigaki Is. 26-IV-1957 S.Azuma」(沖縄県石垣市(石垣島)大川 1957年4月26日 東教授(東清二)?)とあります。恐らく未発表?※掲載標本写真はこちら。