ありんくりんニュース
「ありんくりん通信 41号」の発行を終え
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「ありんくりん通信 41号」(双尾II、2020年1月7日発行)
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 2020年1月7日の新春、まずは久高島へ行きました。今回の「ありんくりん通信」はその時出会った蝶を中心にまとめています。
当日のお天気は、やや風が強いものの、晴れ、絶好の蝶日和でした。数日前にNHKの新春番組「釣瓶の家族に乾杯×ブラタモリ」で、久高島が紹介されていたこともあり、正月休み明けの平日にもかかわらず観光客も結構居ました。
 さて、2015年5月に再発行した『ありんくりん通信』もお陰さまで今号で41号となります。そもそも、『ありんくりん通信』は双尾IIをご利用頂いた方々へ感謝の気持ちとしてご注文いただいた方々へ納品書とともに、オマケとして1部同封しています。昨年からは特に記録や生態に関しては内容も濃くなって来ているのではないかと思っています。ただ、感想を頂ける事が少なくまだまだ、努力が足らないなと実感。また、オマケの『ありんくりん通信』欲しさに注文頂く方は皆無に近く、残念な結果になっています。
『ありんくりん通信』は家庭用のプリンターで印刷しています。昨年初代プリンターがお釈迦となり今は2代目となりました。初代は5色インクでしたが、2代目は4色インク。刷り上がりが以前に比べ色みに深さがなくなりました。しかし、2代目はインクタンク方式で、インクコストが大幅に削減、印刷スピードも早くなっています。印刷ストレスが軽減されて良かったと思います。
『ありんくりん通信』の良さは、スピードにあります。自分達が見て来た初記録、新知見に関してはいち早く発表、速報を重視しており、奥付がそれを示しています。『ありんくりん通信』を読んでないと沖縄の蝶に関しては時代遅れになるよ〜と言われたいと考えています。夢ではありますが、もし日本初記録がかかるような大物迷蝶を沖縄県内で採集された場合などは、まずは『ありんくりん通信』に採集記を投稿!と、そう思わせたいな〜と。そういえば、木下茂之氏が「速報! 与那国島にてニセシロオビアゲハを採集」と題して『ありんくりん通信』6号にご登場頂きましたね。速報性と言うのは商業誌では無理がありますので、とりあえず『ありんくりん通信』で報告というのも良いのではないでしょうか?。と、言う事で皆様のご投稿もお待ちしています。
本年も双尾IIをご利用頂きますよう、よろしくお願い致します。
『ありんくりん通信41』記録覚書.
 久高島初記録;シロウラナミシジミ終齢2頭(ゲットウ蕾)沖縄県南城市久高島 2020年1月7日「2020年迎春・久高島の蝶類」新田智『ありんくりん通信41』1-6.
 久高島初記録;オジロシジミ1♀ 沖縄県南城市久高島 2020年1月7日「2020年迎春・久高島の蝶類」新田智『ありんくりん通信41』1-6.
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話は変わりますがただ今、『琉球列島採集観察地ガイド』(青木一宰氏・木村正明氏共著)の予約を承っています。詳しくはブログへ
双尾IIではより多くの方々の予約を予想して、印刷の『ありんくりん通信』ではない、ちょっと嬉しいオマケを現在、鋭意作成中です。今までの経験上オマケに釣られる予約者は少ないかとは思いますが、発送後、双尾IIで予約して良かったと思わせたいと頑張っています。何がオマケか?!お楽しみに〜。