◆ありんくりんニュース
★「ありんくりん通信 37号」の発行を終え
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「ありんくりん通信 37号」(双尾II、2019年9月5日発行)
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継続調査中のシロウラナミシジミについて今回は、ゲットウ、クマタケラン、ハナシュクシャで発生を続ける本種について東村有銘、本部町恩納、今帰仁村乙羽岳、今帰仁村湧川をまとめています。新知見はオオホザキアヤメ(オオホザキアヤメ科 Cheilocostus
speciosus )に卵を確認したことです。残念ながら無精卵のようでしたが、産卵植物として登録できて良かったです。
双尾IIのホームページは沖縄県の蝶について紹介しています。メインの『沖縄蝶類生態図鑑』では、沖縄の蝶(迷蝶も含む)を種ごとにアップしています。ここでは学名、分布(記録のある沖縄県の島)、成虫の生態写真(【吸蜜・吸水】、【交尾・求愛】、【成虫のその他の生態】、【天敵】の順で自らが撮影した写真をアップ、解説)、食草、参考資料の順に紹介しています。参考資料は、「ありんくりん通信」や手元に届いた文献の中から沖縄の蝶に関する記述を拾っています。
『沖縄県の島の案内』は入手している蝶の記録を島嶼別に紹介、随時更新していますので調べものにご利用ください。島の初記録に挑戦されるのも良いでしょう。「年度別蝶ニュース」は、1年ごとに島々の蝶に関するトピックスをまとめています。普通種の発生状況やその年に大当たりした迷蝶など、満載です。沖縄の島嶼別蝶類分布表を作成する機会があれば、是非ご参考頂きたいページです。なお、以前のように文献を目にする機会が現在は極端に減ってしまいました。このリストで既に記録されているものの、書き込まれていなといった洩れがございましたら、発表された文献名とともにその種類、島名を双尾IIまでお知らせください。随時このページで記録を蓄積・更新していきます。
『沖縄蝶類幼生期図鑑』は沖縄の蝶類の卵〜蛹まで、可能な限り野外での生態写真を紹介(迷蝶は飼育もあります)しています。
植物から沖縄の蝶類を紹介しているのは『沖縄蝶類食草図鑑』です。ここでは食草のほかに「沖縄蝶類吸蜜植物目録」もあります。
『生態写真で見る変異図鑑』では自ら撮影した変異・異常型について、生態写真で紹介しています。
いずれは、日本産の蝶類の変異を網羅したいと思っているのが『日本の蝶類 変異・異常型図鑑』です。このコーナーでは変異・異常型について標本写真を紹介しています。沖縄の蝶に限らず、日本の蝶類について広く投稿を募集しています。ご自慢の標本、特徴的な個体などおもちでしたら、ご参加いただきますようお願いします。図鑑のようになればなぁ〜と思っています。
と、言う事で、シロウラナミシジミのページも「ありんくりん通信 37」発行で随分と更新されています。
文献や成虫の生態の更新は「シロウラナミシジミ生態図鑑」へ
幼生期の更新は「シロウラナミシジミ幼生期図鑑」へ。こちらも見てね〜!!!。
『ありんくりん通信37』記録覚書
シロウラナミシジミ;吸蜜植物(ホコバテイキンザクラ、アメリカハマグルマ)。オオホザキアヤメ2卵(無精卵?)東村有銘 2019年8月29日(産卵植物として初記録)、終齢1(クマタケラン;食草初記録)東村有銘 2019年8月18日、中齢1(クマタケラン)東村有銘 2019年8月22日、ほかハナシュクシャで発生を今帰仁村・本部町の各地で幼虫、蛹〜成虫を写真で紹介、新田智「沖縄本島で発生を続けるシロウラナミシジミ(2019年8月14日〜9月1日)」、ありんくりん通信37;1-8.
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