ありんくりんニュース
「ありんくりん通信 30号」の発行を終え
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「ありんくりん通信 30号」(双尾II、2018年11月3日発行)
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 今回は白幡聡氏より「沖縄島、ガランピマダラの記録」のご投稿頂いきました。本島での貴重な記録で、未発表でしたのでお願いしました。標本写真は双尾IIのホームページ「変異・異常型図鑑」でも示していますが、ブログの方でも大きな写真をアップしています。皆さんも、未発表の迷蝶や沖縄の蝶に関する異常個体標本をお持ちではないでしょうか?。双尾IIの「ありんくりん通信」へのご投稿をお待ちしています。マイナーで手作り冊子ですが、ご参加お待ちしています。
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  「ツマベニチョウの吸水と交尾、2005年〜2017年」長年、写真を撮りためてきましたら、生態だけでも膨大な枚数になってきています。成虫の生態では今回紹介しました他に吸蜜植物、産卵行動、日光浴、睡眠態勢など様々あります。また、幼生期や天敵などありますので、いずれ紹介したいと思います。1枚目の写真は集団吸水の中にツマベニチョウ1♂が混じっている写真です。アオスジアゲハが9♂、シロオビアゲハトナガサキアゲハがそれぞれ2♂、ナミエシロチョウ1♂、そしてミカドアゲハ1♂も居るのですが、見えるでしょうか?。2006年に撮影した饒波川での吸水ですが、その後、護岸工事などで。吸水を撮影出来る場所ではなくなりました。蝶の集まる環境が減って来ているのかもしれませんね。
 交尾写真は意外と多いのにビックリしました。シロチョウ科は←♂+♀でよく飛翔します。そして、ツマベニチョウの裏面は枯れたススキの穂に似ているような気がします。秋の交尾個体観察で,ススキを好んで飛翔しては止まった例を思い出しました。自身の裏面の模様を知っていて紛れる技を身につけているような?。考え過ぎでしょうか。
『ありんくりん通信30』記録覚書
白幡 聡「沖縄島、ガランピマダラの記録」ありんくりん通信30号(2018)1.
ガランピマダラ1♀ 沖縄県名護市安和 2013年5月26日 後藤織江採集
新田 智「ツマベニチョウの吸水と交尾、2005年〜2017年」ありんくりん通信30号(2018)2-6.
交尾個体11組を写真で紹介、全て交尾飛翔形式は←♂+♀だった。