ありんくりんニュース
「ありんくりん通信 10号」の発行を終え
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「ありんくりん通信 10号」(双尾II、2015年11月10日発行)
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巻頭はコモンマダラです。八重山でもなかなか狙えない蝶ですが、水納島(本部町)という小さな島で2頭も採集できていることは凄いかな〜と思います。なお、ホームページでご紹介させて頂いてますが、宮城秋乃氏がうるま市(浜比嘉島)で2014年5月24日に♀の生態写真を撮影されています。人知れず、北上するこういった迷蝶はどこまで行き着くのでしょうか?。ちなみに本種の記録は山口県(蓋井島)、長崎県(対馬)、宮崎県、鹿児島県、鹿児島県(屋久島、種子島、宝島、中之島)にもあります。離島のほうが見つかりやすいのかな?。※掲載標本写真はこちら
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今回は、上野精一氏より「西表島でラマムラサキシジミ♀を採集」と題した採集記をご寄稿いただきました。日本一マイナーでレアな「ありんくりん通信」へご投稿いただき、大変嬉しく感じています。上野氏にこの事をお尋ねすると「南の島々の情報は、やはり現地からの発信がいいと思い投稿させて頂きました」とのお返事。まったく恐縮です。※掲載標本写真はこちら
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「ムラサキシジミの幼生期」では2011年10月、大宜味村でアマミアラカシで発生する本種を見つけ撮影しました。この年は、沖縄本島を直撃する台風が多く、発生していたアマミアラカシは土砂と一緒に流されなぎ倒され道路に横倒しになった樹木からでした。恐らく本来の生息環境とは違う道路でこういった観察が出来た事は、「これぞ漁父の利」と言えるのでしょうか?
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巻末の「琉大風樹館コレクション」は「宮古島のイワサキタテハモドキ」ラベルには「保良宮古島 20.VII.1975 砂川博秋」(沖縄県宮古島市(宮古島)保良 1975年7月20日 砂川博秋)とあります。ちなみに、「白水隆 日本の迷蝶 II」を照らし合わせますと「小路嘉明、沖縄・八重山蝶採集ガイド;101、1985」がありました。宮古島のイワサキタテハモドキの記録は後にも先にもこの個体のみのようです。※掲載標本写真はこちら
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「ありんくりん通信」は自分達がこれまでに撮りためた生態写真や採集した標本写真を中心に発信しようと考えたものです。しかし、沖縄発信の双尾 II「ありんくりん通信」に是非とも寄稿したいという気持ちの方が増えてきていると感じています。日本一マイナーでレアな小冊子ですが、これからはご投稿大歓迎しようと考えています。皆様の応援したいという気持ち、大変有り難く感謝申し上げます。来年もバージョンアップさせながら編集していきたいと思います。ご協力、よろしくお願い致します。。