ありんくりんレポート
in津堅島(2022年01月01日)
 2022年幕開け、シフトでお休みに当たり、津堅島へ渡りました。午前中は晴れ時々曇りとまずまずのお天気、午後から曇ったのが残念でした。昨年に引き続き、元旦の渡島となりました。昨年はシロウラナミシジミを確認できましたが、今年はゲットウの花もなく見ることができませんでした。そもそも2021年の晩秋、沖縄本島でも殆ど本種を見なかったので発生迷蝶の宿命!?、尻窄まり傾向になったのかもしれません(私てきには、そのうちクロマダラソテツシジミのような蝶になるような気もしますが・・)。ちょっと残念だったのは、私の一番のお気に入りヒガル御嶽付近、沖縄電力の施設の周り。昨年同様、昼食をここで・・・しかし、昨年同じく草刈りされていて、周りは木々に囲まれていてもポッカリ空いた良い環境であるにもかかわらず、オオゴマダラなどのマダラ類は全く見られなかった。ほかの蝶もまったく見ない状態にガッカリ。昼食を済ませ、同じくヒガル御嶽付近の脇道に入ってみました。防潮林の育苗圃場?のような場所で、ここもお気に入りの場所です。整備中なのか、立ち入り禁止のトラロープをくぐり入ってみると、昨年は通り抜けが困難だった浜までの遊歩道が抜けていて、さらに良い環境となっていました。ここでは、ルリウラナミシジミやルリタテハ、ミナミキチョウ、ナミエシロチョウなどを観察できました。午後からは曇ってしまい、いつも蝶の多い旧津堅公民館広場では、何も見ることができず残念でした。
最後に私ごとですが昨年、3月にとうとう歩行困難となってしまい、思い切って4月に右膝人工関節の手術をしました。リハビリを経て今は自転車に乗れるようになりました。津堅島は緩やかな勾配があって、自転車ではどうしても登りきれない箇所があります。昨年の元旦は登れなかった緩やかな坂が、今回は足を止めることなく登り切ることができました。それが、大きな喜びです。足って本当に大切ですね。
《2022年01月01日、津堅島で観察・目撃した蝶(観察者;特記がない限り、全て新田敦子)》
 ジャコウアゲハ・ミナミキチョウ・ナミエシロチョウ・モンシロチョウ・モンキチョウ・ルリウラナミシジミ・ヤマトシジミ・クロマダラソテツシジミ・アサギマダラ・リュウキュウアサギマダラ・ツマムラサキマダラ(智)・リュウキュウミスジ・ルリタテハ・アカタテハ・タテハモドキ・オキナワビロウドセセリ(智)(写真はすべて2021年01月01日、津堅島)。記録の詳しくは津堅島蝶の記録へ。(文責;新田敦子)。
オキナワビロウドセセリ♀(センダングサ類の花で吸蜜)(智) モンキチョウ♂(センダングサ類の花で吸蜜)(智) ルリウラナミシジミ♂(敦子) アサギマダラ♀(センダングサ類の花で吸蜜)(敦子)