ありんくりんレポート
in久高島(2020年1月7日)
 2020年1月7日の新春、まずは久高島へ行きました。
当日のお天気は、やや風が強いものの、晴れ、絶好の蝶日和でした。数日前にNHKの新春番組「釣瓶の家族に乾杯×ブラタモリ」で、久高島が紹介されていたこともあり、正月休み明けの平日にもかかわらず観光客も結構居ました。
私は蝶の散策をメインに今回もレンタル自転車で島内を一周しました。ちなみに津堅島のレンタル自転車は500円、伊江島は1000円、そして久高島は1020円です。津堅島はけっこう、難儀な坂があります。伊江島は広過ぎて、簡単に一周は難しいです。そして、久高島は平坦な島なので負荷が少ないのですが、ジャリ道が多いので注意が必要です。
久高島は琉球が誕生したとされるきっかけの開闢の祖アマミキヨが、天から舞い降りてきた島で、沖縄はこの島から始まったとされています。
神の島、久高島。注意しないといけないのが、島のものを島外に持ち出さないこと。砂浜の貝殻・石・植物など、いずれも観察や手で触れるまでにしておきましょう。 いずれのものも神様が作られ、いずれにも神様が宿っているので、持ち出すことは禁止されています。また、神聖な場所も多く、立ち入りを制限している場所もあります。
天気が良かったわりには見る蝶が少なかったのは、やはり冬に向かっているからなのかもしれません。最後は集落内の御嶽を巡りました。14時出港のフェリーに間に合うようにと、港近くの貸し自転車屋へ向かう途中で、90になるというご長老から興味深いお話を伺いました。
※今回は、以下に私がカウントした蝶類のみです。新田智がカウントした蝶、特筆すべき蝶は「ありんくりん通信41」で報告しています。また、私が伺ったご長老から興味深いお話も掲載しています。お楽しみに〜!!。
《2020年1月7日、久高島で観察・目撃した蝶(全て新田敦子)》
 アオスジアゲハ・シロオビアゲハ・キタキチョウ・ウスキシロチョウ・モンシロチョウ・ナミエシロチョウ・ルリウラナミシジミ・ウラナミシジミ・ヤマトシジミ・ヒメシルビアシジミ・クロマダラソテツシジミ・カバマダラ・ルリタテハ・タテハモドキ(写真はすべて久高島、2020年1月7日)。記録の詳しくは久高島蝶の記録へ。(文責;新田敦子)。
タテハモドキ(ツワブキの花で吸蜜) ルリウラナミシジミ♀ 立ち入り禁止のクボウ御嶽 ブラタモリで紹介された御嶽