ありんくりんレポート
in伊江島(2014年11月24日)
 今年の秋、八重山ではハマヤマトシジミが得られているようです。伝聞ですが、石垣島、西表島、波照間島、与那国島でも採集されているようです。ハマヤマトシジミは移動性の強い蝶と考えています。
1993年11月、伊江島初記録となるハマヤマトシジミを新田智が採集したのですが、1993年は西表島の南風見田でも発生、その後、沖縄本島周辺の離島へも渡った年だったようです。はたして20年ぶりの再会のチャンスとなるのか?。天気も上々、気温も高く期待度が高まります。
島の畑の縁にはイヌビユなどの食草が沢山あります。それを二手に分かれてゆっくり徒歩で見て回りました。結果は、残念ながら見つける事はできませんでした。
他の蝶に関しましては、台風の影響もあったのか全般に少なめ、モンシロチョウは多く感じました。行ってみなければ分からない、ハマヤマトシジミについては、まだまだ諦めたわけではありません。
《2014年11月24日、伊江島で観察・目撃した蝶(観察者;特記がない限り、全て新田敦子)》
キチョウ、モンキチョウ、モンシロチョウ、ウラナミシロチョウ(智)、ウスキシロチョウ、ルリウラナミシジミ(智)、ヤマトシジミ、クロマダラソテツシジミ、カバマダラ(智)、アサギマダラ、アカタテハ、ヒメアカタテハ(智)(写真は伊江島、2014年11月24日、新田智撮影)記録の詳しくは伊江島蝶の記録へ。ブログも見てね!(文責;新田敦子)。
低温個体、クロマダラソテツシジミ