ありんくりんレポート
in伊江島(2014年3月17日)
 今年初めての伊江島行き、智の狙いはイワカワシジミです。私はと言うと、春の蝶をのんびりと楽しみたいといった感じです。智は歩きで、私は自転車を借りて島内を回りました。昨年の11月にホリイコシジミを確認して、あれから4ヶ月。確認できたヤナギバルイラソウではホリイコシジミを確認する事はできませんでした。本島内でも1月17日の成虫観察以降、追跡の蛹は全滅、越冬はできなかったようです。伊江島は何とか持ちこたえて欲しいと願ってたのですが、残念ながら沖縄本島周辺の冬は乗り切れられなかったようです。天気はまずまずだったのですが、風が強く風だまりに数頭の蝶を散見する程度でした。私が最後に立ち寄った伊江ビーチ付近の草地ではシロオビアゲハを数頭、リュウキュウアサギマダラ1頭、ツマベニチョウを1頭、イシガケチョウを2頭見たのが最高の場所でした。いかに蝶を見るのが大変だったか伝わるかと思います。智は、イワカワシジミのポイントを叩き出しをしながら、3周回って1頭も見なかったそうです。この時期に出てないとは考えにくく、大不作かよほどの発生の遅れなのか?、散々な結果におわったようです。また、本島同様にモンシロチョウは智が帰り際に1頭確認したのみに終わってしまいました。ちなみにレンタサイクル料は1000円也。津堅は500円だったので、エラくお高く感じました。
《2014年3月17日、伊江島で観察・目撃した蝶(観察者;特記がない限り、全て新田敦子)》
チャバネセセリ、クロボシセセリ(智)、アオスジアゲハ(智)、アゲハ、シロオビアゲハ、ナガサキアゲハ(智)、キチョウ、モンキチョウ、ツマベニチョウ、モンシロチョウ(智)、ウラナミシジミ、ヤマトシジミ、テングチョウ(智)、リュウキュウアサギマダラ、リュウキュウミスジ、アカタテハ(智)、イシガケチョウ、(写真はすべて伊江島、2014年3月17日)記録の詳しくは伊江島蝶の記録へ。ブログも見てね!(文責;新田敦子)。
青い帯が広い春型のアオスジアゲハ(新田智) 低温期ではなかったクロボシセセリ(新田智) 汚損しているモンキチョウ(新田敦子)