ありんくりんレポート
in水納島(2013年10月29日)
 昨日は、久高島でホリイコシジミ確認できずという結果でした。久高島は平たい島なので、風が通りやすく、ホリイコシジミが寄りにくい環境、そのうえ食草のランタナ、ヤナギバルイラソウは、多くなくなかったということから残念な結果に終わってしまいました。
まだまだ、強気、今日は水納島(本部町)へ出かけました。水納島はすり鉢状の島で、風の通り抜けもなく、この時期でも体感的に暖かい環境です(真夏は暑すぎる環境)。集落一帯にはランタナはあったような気がしますし、古宇利島、瀬底島でも確認できていますので、居るのではないかと考えてました。最初に書きますが、結果は2連敗でした。予想通り集落内にランタナやヤナギバルイラソウを植栽されているお庭などあって、環境は抜群でした。植栽されている規模は小さめですが、日当り良好、風も建物などでブロックされていて申し分のない環境に見えました。しかし、成虫も飛んでいませんし、食痕も見つける事ができませんでした。
ここで、これまでに確認できた島嶼をおさらいしておきます。名護市(屋我地島)、本部町(古宇利島)、本部町(瀬底島)、大宜味村(宮城島)、うるま市(津堅島)。今回、久高島、水納島を探索して、久高島は「これじゃ〜ねぇ〜」という印象、水納島は「これで居ないの?!」といった印象でした。居る島と居ない島があるのも面白いですね。ただ、水納島はタイミングが悪かったのかもしれません。もう一度、時期を変えてチャレンジしてみたいと思っています。
《2013年10月29日、水納島で観察・目撃した蝶(観察者;新田敦子)》
チャバネセセリ・イチモンジセセリ・オキナワビロウドセセリ(智)・シロオビアゲハ・ベニモンアゲハ・キチョウ・モンキチョウ・ウスキシロチョウ・ヤマトシジミ・ウラナミシジミ・クロマダラソテツシジミ・アサギマダラ・リュウキュウアサギマダラ・カバマダラ・ヒメアカタテハ・アカタテハ・ルリタテハ・アオタテハモドキ(写真はすべて水納島、2013年10月29日、新田智撮影)記録の詳しくは水納島蝶の記録へブログも見てね!(文責;新田敦子)。
イチモンジセセリ♂(センダングサ類で吸蜜) ヒメアカタテハ♂(センダングサ類で吸蜜) オキナワビロウドセセリ(センダングサ類で吸蜜) アカタテハ♂(シマヤマヒハツの花で吸蜜)