▲ありんくりんニュース 特集!イチモンジセセリの野外における生態観察
★イチモンジセセリ;幼生期(そのA-5/2012.01.17〜2012.02.05完了)
《写真1〜2 2012年1月17日、名護市 新田敦子観察》
観察場所は公園環境ですが駐車場も広くあります。調査場所から離れた公衆トイレ近くでも食痕と巣を見つけました。日の当たらない暗い環境です。頭部は黒いタイプでメインで観察を行っている個体より大きいような気がします。この付近でチャバネセセリの幼虫も見つけました。巣の作りに違いがあるのか分かりませんでした。
《写真3 2012年1月23日、名護市 新田敦子観察》
巣の状態は殆ど変化がありませんでした。中にはしっかり幼虫がいます。冬場はじっとして、休眠状態になるタイプと巣を作り替えながらゆっくり摂食するタイプがいるのかもしれません。
《写真4〜5 2012年1月30日、名護市 新田敦子観察》
先週と同じ巣です。幼虫の背線がくっきりとしています。
《写真6〜7 2012年2月6日、名護市 新田敦子観察》
巣の状態は殆ど変化がありませんでした。巣の作りが面白く、食痕がある方向に一筋の道のように巣の一部と繋がっています。前回より明らかに食痕が増えています。
《写真8〜9 2012年2月13日、名護市 新田敦子観察》
先週と同じ巣です。食痕が増えています。
《写真10〜11 2012年2月20日、名護市 新田敦子観察》
先週と同じ巣は空になっていました。枯れ葉をひっくり返したりして一生懸命さがしました。そして良く見ると空巣に糸で繋がれていた落ち葉に巣を作っていました。まだ作成途中のようです。
《写真12〜13 2012年2月27日、名護市 新田敦子観察》
先週と同じ落ち葉の巣、チガヤで蓋をしています。可哀想なので巣を開かずに上から撮影しました。
《写真14〜15 2012年3月5日、名護市 新田敦子観察》
巣を移動したのか、居ませんでした。近くの落ち葉などを探しましたが結局はみつかりませんでした。蛹化場所を探すため移動中に天敵に襲われたりするのでしょうか?。追跡はここまでです。
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