ありんくりんニュース 特集!イチモンジセセリの野外における生態観察
イチモンジセセリ;幼生期(そのA番外編/2012.01.11)

《写真1〜5 2012年1月11日、名護市 新田敦子観察》
 チガヤの食痕が集中している場所を見つけました。幼虫同士が近い場所なので、追跡は難しそうです。番外編としてバラバラに観察した事を写真とともに書き留めます。写真5の個体は、巣を開いたとたんにピョンと自ら跳ねて地面に転がりました。この個体の巣は開く前の撮影を怠ってしまって、少し残念です。写真5(都合で写真番号がおかしくなっています)で失敗したので、写真1は巣から撮影しました。特徴的な素ですね。開くと飛び出してしまうと悲しいので写真2のように上から覗きました。すぐ近くに写真3の巣を見つけました。写真4は開いたところです。中齢幼虫がいました。頭は上に向けています。短時間で3個体見つかりました(チャバネセセリなど他のセセリが混じっていないのが、ラッキーでした)。

【写真1】チガヤの巣 2012年1月11日 【写真2】同左個体 2012年1月11日 【写真3】3番目に見つけたチガヤの巣 2012年1月11日 【写真4】中齢がいました 2012年1月11日
     
【写真5】飛び出した個体まずはこの個体から見つけました 2012年1月11日