ありんくりんニュース 特集!イチモンジセセリの野外における生態観察
イチモンジセセリ;幼生期(その7/2011.12.27)

《写真1〜4 2011年12月27日、名護市 新田智観察》
 チガヤにおびただしい食痕と巣を見つけました。巣はチガヤの葉を5枚綴りしています。上から覗いてみますと糞が見えます。イワカワシジミなどの例ですが、巣穴を糞で栓をする種があります。もしかしたら、この幼虫も糞で栓をしているのかもしれません。新知見かもと、興味津々で巣を開けてみました。よく見ましたら、排泄障害を起こして糞詰まり状態になり、幼虫の下半分が壊死しているようです。低温期の幼虫はこういった障害が起こりやすいのかもしれません

【写真1】チガヤの巣と食痕 2011年12月27日 【写真2】葉を5枚綴った巣に糞で栓? 2011年12月27日 【写真3】同左の巣を開いたところ 2011年12月27日 【写真4】胴体の半分は壊死していても頭部は生きているようです 2011年12月27日(頭部は下)