▲ありんくりんニュース 特集!イチモンジセセリの野外における生態観察 ★イチモンジセセリ;幼生期(その7/2011.12.27) 《写真1〜4 2011年12月27日、名護市 新田智観察》 チガヤにおびただしい食痕と巣を見つけました。巣はチガヤの葉を5枚綴りしています。上から覗いてみますと糞が見えます。イワカワシジミなどの例ですが、巣穴を糞で栓をする種があります。もしかしたら、この幼虫も糞で栓をしているのかもしれません。新知見かもと、興味津々で巣を開けてみました。よく見ましたら、排泄障害を起こして糞詰まり状態になり、幼虫の下半分が壊死しているようです。低温期の幼虫はこういった障害が起こりやすいのかもしれません。