ありんくりんコラム(2020年5月8日)
新型コロナウィルスで思う事
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 このコーナーは私の考えなどの覚え書き、その時々のメモ書き、独り言みたいなものです。今後、歳をとるごとに考えや思い込みが覆る事も多々あるかとは思います。ということで、現時点の考えをメモする事は恥ずかしい事かもしれませんが、そこはご愛嬌で受け止めていただけると有り難いです。そして、語意力が乏しいので言わんとしている事が稚拙で間違った言葉選びをしている可能性があります事、ご勘弁頂きたい。

●新型コロナウィルスで思う事
最初に人間も自然界の一員、動物である事を忘れてはならないと思います。
自然界の生き物は気候変動や環境の変化に長い年月をかけて進化してきています。その時々で順応・適応出来ない個体群や弱い遺伝子は淘汰され、絶滅に追い込まれる種もあったと想像します。
人間は高い知性で繁栄と発展をし続けています。他の動物のように自然環境の変化から必要にかられて自らが進化するはなく、人間は医学の進歩によって支えられ、寿命を延ばすといった自然界の生き物とは別の方向へ向かっています。
さて、新型コロナウィルスは中国武漢からと言われています。当初は、皆が噂するように「何でも生で喰うからこのような危ない菌にやられるのだ」と、私もそう思っていました。しかし、アメリカの大統領の無学で配慮の無い演説を聞くにつれ、また国内でもネット上で排他的、差別するような書き込みをみるにつけ、嫌気がさしてしまいました。それで、冷静になって待てよと思うようになりました。
人間は少し前までは、もっと生きるための自然治癒力みたいな能力が強かったような・・・。原始の人間は腸内細菌や共棲菌など、ある病いやウィルスで時に淘汰されつつも、それらに対して免疫や抗体を獲得し、他の動物と同様に遺伝子を変化させ進化してきたのではないかと。
自然界の生き物とは別の方向へ向かっていると感じるのは、人間は他の動物より早いスピードで知性、知能を発達させた事により、現在のように医学発達、新薬開発させ、本来ならば乳幼児の段階で淘汰されるべきだった弱い遺伝子(残酷・不愉快とお感じになる方はご勘弁を)さえも成人し次世代へ繋げています。自然の生き物は本来、長い年月をかけながら自らが進化しているのに人間はそうではなくなっています。中国武漢の人が何でも口にした事で抗体を持ち、より強い細菌に負けない遺伝子を獲得、自らを進化させていたとしたらそれは凄い事で、新型コロナウィルスを発症しながらもクラスターとして元気で居られる人を遺伝子レベルでもっと注目・研究すべきだと思うのであります。
私が幼い頃は、怪我をした時も、少々だったら母親が唾を付けたら治るからと言ったものでした。子供ながら治ったような気がしていました。川の水を飲んでも平気でした。今はそうではありません無菌、無菌、触るな汚いなどと消毒など徹底しています。花粉症などのアレルギーもつい最近になって騒がれ出したような・・・。ある、テレビ番組で兄が原因不明の病気にかかって、弟の糞?を兄の大腸に移植することで、治ったという話を聞きました(間違いの可能性有り)。腸内細菌の低下で免疫力がなくなったことが原因だったそうです。
そう考えると薬漬けになって、本来持ち合わせていた腸内細菌や共棲菌、免疫や抗体を知らずに手放していった(退化している)のでは?と恐ろしく思うのであります。医療がなければ、薬がなければ生きられない事に疑問を持つのは間違いなのかもしれません。しかし、何が正しいかは分かりませんが、武漢定住者で以前から何でも口にしていても元気なお年寄りが居たとしたらその方から何か学ぶ事により人類に明るい未来があるかも知れません。
アメリカの大統領のような排他的・攻撃的な考え方は人類の退化を助長するにすぎないと。困難な時だからこそ、もっと寛容で、違う角度で賢く物事を考え、逆転の発想が必要なのです。今こそ中国武漢を目の敵にするのではなく、学ぼうではないでしょうか?。